SOTETSU NAKAMURA XII
中村宗哲(十二代)
1932年京都生まれ。十一代中村宗哲の長女で、本名は弘子。1955年に京都市立美術大学工芸科漆芸専攻を卒業後、家業で伝承資料、技術、意匠の研修と制作に携わり、日展などに出品した。1986年に十二代中村宗哲を襲名し、女性として初めて正式に千家十職の当主として認められた。利休形や三千家歴代の好みに基づく茶道具を継承し、棗、香合、盆などの漆器を制作。1993年に京都府文化功労賞を受賞し、2000年に京都市文化功労者として顕彰された。2005年没。