-
Crumbling / 砕
-
Year: 2024
Medium: glass, copper
Dimensions: 12.5 x 16 x 16 cm (4 7/8 x 6 1/4 x 6 1/4 in. )
Acquired from Lisson Gallery, 2026
ガラスと銅による器。陶芸という、土を捏ねて焼くという基本からの逸脱。土ではなく釉薬を独自の調合で粘性を持たせて手捏ねすることに成功した安永にしかできない表現がある。本作はそのガラス質が何にも頼ることなく器らしい造形として自立している。光を鈍く透過し白や水色の光が宿る。熱と重力に従って全体は斜めに傾ぎ、口は四方に溶け広がっている。炎の中で身を煮やした果てに凝固した造形に「砕」の一字を添えている。