UESHIMA MUSEUM COLLECTION
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<a href="https://www.ueshima-collection.com/artist-list/157" style="color:inherit">岡﨑乾二郎</a> / <a href="https://www.ueshima-collection.com/artist-list/157" style="color:inherit">KENJIRO OKAZAKI</a>:幕屋をおおう新しき苔と蔓草。いにしえの歌舞場のいしずえ。漁村をかこむ鬱蒼。呉と斉と秦の時代の薫るスウプ。魚や龍や馬のオモチャ。まばゆい光は今は消え、ひびきは耳にのこる。魂は石にうもれ、骨は塵なかにまぎれ
  • <a href="https://www.ueshima-collection.com/artist-list/157" style="color:inherit">岡﨑乾二郎</a> / <a href="https://www.ueshima-collection.com/artist-list/157" style="color:inherit">KENJIRO OKAZAKI</a>:幕屋をおおう新しき苔と蔓草。いにしえの歌舞場のいしずえ。漁村をかこむ鬱蒼。呉と斉と秦の時代の薫るスウプ。魚や龍や馬のオモチャ。まばゆい光は今は消え、ひびきは耳にのこる。魂は石にうもれ、骨は塵なかにまぎれ
岡﨑乾二郎 / KENJIRO OKAZAKI
幕屋をおおう新しき苔と蔓草。いにしえの歌舞場のいしずえ。漁村をかこむ鬱蒼。呉と斉と秦の時代の薫るスウプ。魚や龍や馬のオモチャ。まばゆい光は今は消え、ひびきは耳にのこる。魂は石にうもれ、骨は塵なかにまぎれ
Year: 2024
Medium: アクリル、キャンバス
やや不自然に細長い二枚のキャンバスを接合することによって作られた広い画面に、ナイフで擦り付けたような絵具が点在する。透けるような艶やかさがあり、色彩も鮮やかで、そして何より絵具の強い物質感が視覚を刺激する。この、キャンバスの上に置かれた絵具の物質性の強さゆえに余白というよりは空白の多さがむしろ際立ってくる。絵画がその存在のよすがとしてキャンバスという支持体にしがみついていること、その事実をまざまざと突きつけてくるようである。そして、この空白によって絵画を追う目も思考も切れ切れの断片と化していく。何かとっかかりはないものかと思案してタイトルに目を向ければ、今度はもはや複数の詩行といってよい文字列を「読む」ことになる。この長く難解なタイトルを読む間、本来それが指し示しているはずの絵画を同時に思考に入れることはおそらく難しい。文字によって、目と思考がしばし絵画から離される。本作を見る間、私たちは自身の目と思考が絵画から引き剥がされることを二重に経験する。作品を消化しようとすればするほど作品自体によってこれを直ちに拒まれるのだ。この拒絶の構造をまずは受け入れ、その小休止に続いて現れてくるものを待たなければならないだろう。

展示会履歴

    • 2024年 UESHIMA MUSEUM「オープニング展」
      https://ueshima-museum.com/launch/
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